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トマト
トマト
分類
ナス科ナス属
原産地
南米アンデス高地
育てやすさ
★★☆☆☆
特徴

夏野菜の代名詞とも言えるトマトは南米アンデス高地が原産地。雨がほとんど降らないような気候で生まれた野菜なので、日本のじめじめした気候は苦手なようです。現にトマトを栽培するときには雨よけとしてビニールなどをかけておかないと、多種多様な病気によってあっという間に枯れてしまうこともあります。
トマトは果実の大きさによって大玉トマト、中玉トマト(ミディトマト)、ミニトマトに分類されます。大玉トマトの果重は200g以上、ミニトマトの果重は20〜30g程度となり、この中間的な果重となるものは中玉トマトと呼ばれているようです。ちなみに最近よく目にするようになった小さく甘みの強いフルーツトマト、これは甘くするために水やりを極力抑えた栽培方法でつくられたトマトであって、フルーツトマトという品種があるわけではありません。


栄養

他の野菜類と同様に、トマトはビタミンCを多く含む。また、リコピンは1995年にがん予防の効果が指摘されて以来、注目を集めるようになりました。


料理

トマトを用いた料理にはサラダや焼きトマトなど、そのものを楽しむ料理も数多くありますが、手を加えた料理でよく知られているものにメキシコ料理のサルサソース、イタリア料理の各種ピザ、パスタ用ソースなどがある。



種まき

発芽適温は25〜30℃。種まき後、夜間20℃&昼間30℃をキープできれば4,5日ほどで発芽します。でも2月の厳寒期にそんな温度管理をするためには相当な労力がかかってしまうので、はじめは苗を買ってきて栽培したほうがいいでしょう。
慣れてくれば苗作りに挑戦するのも一興。奥深い世界が待っています。


苗の選び方

ひょろひょろと徒長していない茎の太いがっしりとした苗で、茎の太さが上下で著しく違わないものを選ぶ。本葉が7〜8枚ほどで花房(つぼみ)がついているもの。
花が咲く前の若い苗のほうが勢いよく生長するので、プランター栽培では「まだ小さいんちゃう?」というくらいの苗を植えましょう。元気に育ちます。


苗を植える

地上の茂り具合と土中の根っこの張り具合は1:1。根っこがたくさん張れる環境ほど大きく育ちます。なのでプランターや鉢は大きければ大きいほうがGood!
苗を植えたらすぐに支柱を立ててビニール紐などで縛りつけておいてください。


肥料

実がつきはじめたら2週間に1回くらいのペースで肥料をあげましょう。


水やり

少し乾き気味なくらいがちょうどいい。玉が小さくても甘いトマトが食べたければ極力水やりを控えるとよい。ただ樹が大きくなってくるとかなり吸水量が大きくなるので、ドバドバとあげても全く問題はない。最盛期のトマトは1日に4Lの水を吸うと言われています。


収穫


どんどん大きくなって果実のサイズが決まってから赤くなり始めます。だいたい開花から40〜50日ほどで収穫となります。


気をつけること




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