ピーマン
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分類
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ナス科トウガラシ属
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原産地
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熱帯アメリカ原産
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育てやすさ
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★★★☆☆
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特徴
ヨーロッパを経て日本へ渡来したのは、16世紀のころ。ピーマンはペッパー(とうがらし)の仲間で、明治初期には辛味のあるトウガラシが広く栽培されるようになったのに対し、ピーマンはそれほど普及しませんでした。一般家庭の食卓にものるようになったのは戦後のことです。
栄養
カロテンやビタミンCが多く含まれます。ピーマン100g中にビタミンC含有量は約80mg。中ぐらいの大きさのピーマン4個で1日の所要量をとることができます。生のままではたくさん食べられなくても、和・洋・中を問わず多くの料理に使えるのでうれしい存在です。
料理
あえて説明する必要がないくらい調理法は千差万別。どんな調理にも対応できる万能選手です。
種まき
発芽適温は25〜30℃。種まき後、夜間20℃&昼間30℃をキープできれば1週間ほどで発芽します。2月の寒い時期から種まきする野菜はナス、ピーマン、トマトくらいですが、この中でも発芽に最も高温を必要とするのがピーマンです。根気よく気長に発芽してくるのを待ちましょう。
苗の選び方
発芽してしまえば難しくないですが終始高温が必要なので苗は買ってくるのが賢明でしょう。苗はとにかくがっちりとしたものを。ポットが大きいものを選ぶのもポイントのひとつかも。
苗を植える
場所や土をけちって小さい鉢にすると、根っこの張り方が弱くなって病害虫にやられやすくなります。たくさん収穫するためにも大きめの鉢を用意してください。
肥料
実がつきはじめたら2週間に1回くらいのペースで肥料をあげましょう。
水やり
とくにシビアな水管理は必要ありません。ただし乾燥しすぎると辛味が出ることもあるので土は常に湿っていたほうがいいかも。
収穫
一番最初についた実は小さいうちにとってください。この頃はまだ樹がそれほど大きくないので、実を大きくするのにエネルギーを使うとその後の生長に影響してきます。ここは涙を飲んでピンポン玉サイズになる前くらいに収穫してしまいましょう。ながーーーーい目でみて初収穫は小さめでお願いします。
その後の実については食べたいサイズで収穫していってOK。
気をつけること
主茎と葉の間からわき芽がどんどん出てきます。地際から出てくる枝は小さいうちに摘み取り、上のほうで放任して枝葉を増やしましょう。もちろん支柱を立てることもお忘れなく。
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