ナス
|
|
分類
|
ナス科ナス属
|
原産地
|
インドの東部
|
育てやすさ
|
★★★☆☆
|
特徴
キュウリ・トマトと並んで夏の定番野菜ナスは、インドの湿地が原産地なので高温多湿を好みます。やわらかい果実を収穫するためには水やりは欠かせない作業となります。
キュウリ・トマトに比べると失敗は少なく、うまくやれば半年近くも収穫しつづけることができるのでお得感たっぷりの野菜です。品種が多く、長なす・中長なす・丸ナスなど形もさまざまで、各地に地方独特の品種もあります。
栄養
栄養価は一般的な紫色のナスと大差ない。成分の約93%が水分なのであまり栄養がないと思われていますが、コレステロール値を下げ動脈硬化を予防する働きがある
ナスニン、抗がん作用や老化防止に効果があるといわれる
ポリフェノール、そのほか効用として体を冷やす効果がある
ソラニンを含んでいるなど栄養的価値は見直されてきています。
料理
漬物をはじめ、煮ナス、焼ナス、天ぷら、いため物、あえ物、お浸し、から揚げ、フライ、バター焼き、肉詰め・・・など和洋中なんでもござれの万能選手。
種まき
発芽適温は25〜30℃。種まき後、夜間20℃&昼間30℃をキープできれば4,5日ほどで発芽します。でも2月の厳寒期にそんな温度管理をするためには相当な労力がかかってしまうので、はじめは苗を買ってきて栽培したほうがいいでしょう。
慣れてくれば苗作りに挑戦するのも一興。奥深い世界が待っています。
苗の選び方
ひょろひょろと徒長していない茎の太いがっしりとした苗で、茎の太さが上下で著しく違わないものを選ぶ。本葉が7〜8枚ほどで花芽(つぼみ)がついていないもの、もしくはついていても開花していないものがよい。
なぜか?
苗を植えてしばらくは根っこを張るのにエネルギーを使ってほしいので、花芽がついていると実をふくらませるほうにエネルギーが行ってしまうため花芽はないほうがよい。
苗を植える
地上の茂り具合と土中の根っこの張り具合は1:1。根っこがたくさん張れる環境ほど大きく育ちます。なのでプランターや鉢は大きければ大きいほうがGood!
苗を植えたらすぐに支柱を立ててビニール紐などで縛りつけておいてください。
肥料
実がつきはじめたら2週間に1回くらいのペースで肥料をあげましょう。
水やり
水の吸い上げがハンパじゃなく強い野菜なので、ドバドバとあげちゃってください。毎日。
収穫
一番最初についた実は小さいうちにとってください。この頃はまだ樹がそれほど大きくないので、実を大きくするのにエネルギーを使うとその後の生長に影響してきます。ここは涙を飲んでピンポン玉サイズになる前くらいに収穫してしまいましょう。ながーーーーい目でみて初収穫は小さめでお願いします。
その後の実については食べたいサイズで収穫していってOK。
気をつけること
おすすめ品種