自然農法を実践するプロの野菜農家が伝えます、ベランダでのプランター家庭菜園(ガーデニング)の極意!
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実のなる野菜といえばトマト、ナス、ピーマン、キュウリ、ゴーヤ、オクラ、カボチャ・・・などなど。ほとんどが夏野菜です。場所をとらずに収穫が長期間におよぶものがほとんどですのでプランター栽培に適していると言えるでしょう。また、栽培が難しいものもありますが野菜つくりのおもしろさを味わえるのも実のなる野菜の特徴です。


栄養

野菜の栽培でとくに必要だと言われている栄養素はチッソ・リン酸・カリの3つ。もちろんこのほかにも微量要素といわれているようなものも必要なのですが、プランター栽培でそこまで気にする必要はないと思います。
主要3栄養素のうち実のなる野菜がとくに必要とするのはリン酸。これは花を咲かせたり実をつけたりするのに必要な栄養素だと言われています。肥料を与えるときはリン酸の割合が多いものを選ぶとよいでしょう。
栽培が長期間におよぶのでとにかく肥料をきらさないこと。これは葉の色や実のつき方など野菜をよく観察していると分かりますのでご安心ください。


プランター

一口にプランターといっても浅型、深型、菜園用など色々な種類のものが売られています。 実のなる野菜は栽培期間が比較的長いものが多いので、深さが30cmくらいで土が多く入るタイプを選びましょう。


管理

野菜によっては支柱を立てたり、わき芽を摘んだりする必要があります。風が吹いて茎が折れたりしないように、葉が混みあって風通しがわるくならないように、野菜の気持ちになって考えてあげましょう。


水やり

たとえばトマトが人の背丈ほどに大きくなると、1日に4リットルの水が必要だというデータがあります。プランター栽培では必要量をすべて水やりによってまかなっているので、とにかく乾燥させないように気をつけてください。逆に水をあげすぎて過湿になりすぎても病気になりやすいので、適度な湿り具合を自分で探してみてください。初心者はとくに水のかけ過ぎが多いようです。





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